クー・シー
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クー・シー

種族 イヌ
出典 スコットランド伝承
イギリス、スコットランド
関連 ブラック・ドッグ、ケット・シー、妖精

ハク・グン・ロクの豆知識

クー・シー「今日も私の毛並みは最高だ!長く艶やかなダークグリーンを保つために、毎日のお手入れは欠かせない。」
ハク「僕だって、毛並みには気をつかっているさ。」
クー・シー「ほほぅ」
ハク「お手入れ方法を共有したいな!」
クー・シー「色はずいぶん違うが、いいだろう。楽しい会になりそうだ。」

エピソード


スコットランドに伝わる犬の妖精。

クーは「犬」、シーは「妖精」を意味する。全身に長い暗緑色の毛を生やし、丸まった長い尾を持っていて、大きさは若い雄牛ほどある。岩の割れ目を寝床にしている。移動する際は、全く音をたてず、滑るように動く。スコットランドの妖精たちに飼れる猟犬であり、番犬でもある。普段は妖精たちに連れられているが、妖精たちが住む丘に侵入者があると放たれる。獲物を追う時の唸り声は、遠い海の上にまで届くという。吠える声を3度聞くまでに、安全な場所に避難なければ命を奪われる。また、クー・シーは「死の前兆」として恐れられてきた。人間の前に現れると魂を持ち去り、死後の世界に運ぶと考えられてきた。一説には、人間に飼われている犬には弱いという。



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